インタビューVo.1 先輩に聞く、キャンパスライフ
発電の魅力にめざめ、阪大一直線!
電気のことを勉強していると
楽しくてしかたありません。
電気のことが好きでたまらない土居さん。授業で研究室紹介があったのち、自ら興味のある研究室を訪問。
研究内容に魅了され、すっかりやる気になったそうです。
愛媛県立松山東高等学校 出身
土居 みのりさんDOI MINORI
工学部を選んだ決め手は何でしたか?
中学生の時、父が私の通っていた中学校の建物の上にソーラーパネルを建てたんです。看板にリーダーとしての名前が書いてあって、すごく恰好いいなと思いました。それで父と一緒の道を進みたいなと思い、学科も込みで工学部を選びました。
志望校選びの決め手は何でしたか?
他の大学と迷っていたのですが、高校の先生から大阪大学は研究が優れていて研究施設もすごくいいと聞いて、大阪大学一本に絞りました。
入って半年以上経ちましたが、勉強はどんな感じですか?
勉強はものすごく楽しいです。今力学をしているのですが、高校で勉強したところと浪人中に勉強したところをちょっと応用したら解けるというのがうれしくて、毎日わくわくしています。ただ数学が週に3、4回あって、苦手なわりにウエイトが大きいので、勉強しなきゃいけないなと思っています。入試は化学と英語で受かったようなものですが、今の授業はほとんど高校数学の応用なので、数学もちゃんとやっていたらよかったと少し後悔しています。
どんな分野の勉強に力を入れたいですか?
実はすでに行きたい研究室が決まっています。もともと発電について研究したくて入学したのですが、1学期の授業でそれぞれの研究室の先生が研究室の紹介をする授業があって、その時いいなと思ったのが伊瀬教授の研究室。電力を制御したり発電したり、効率的な発電をするためにはどうするかを研究していらっしゃるらしくて、授業のあと個人的にアポをとって後日研究室へもお邪魔しました。話を聞くうちに、自分の夢にはここしかないと思えて、いきなりがんばる!って気持ちになりました。
発電のどこに魅力を感じたのですか?
高校の物理で学んだ電気の、あんな簡単な法則から本当に電気ができるんだという驚きと、それでみんな生活できるんだという感動です。電気のことを勉強していると楽しくてしかたなくて。将来は修士に進んで、関西の電力会社で研究するのが夢です。
最後に、阪大を目指す受験生にアドバイスをお願いします!
高校時代は試験直前に新しい問題集に手を出しては、さらさらと解いて、分からなくても次々新しい問題集をやっていましたが、浪人時代は友達のアドバイスもあって難易度が高めの一つの問題集に絞って1年間繰り返し説きました。結果、高校の時によりプラス40点~50点上がりましたから、これっおすすめです。
インタビューVol.2 先輩に聞く、キャンパスライフ
今年は代表となったバドミントンがメイン
楽しむためなら勉強との両立も全力で頑張れます
2回生になって突然先輩からサークルの代表に指名された五十川くん。とまどいながらも勉強との両立させるため張り切っています。
[選択コース] 電気電子工学科目 量子電子デバイスコース
石川県立小松高等学校 出身
五十川 涼介くんRYOSUKE ISOKAWA
志望校を阪大電子情報工学科にした理由は?
家族から勧められたのと、高校の先生から勉強に力をいれていると聞いて阪大に決めました。電子情報工学科を選んだのは、スマホやパソコンなど身の回りにあふれているモノだったらイメージしやすいと思ったからです。2回生でさらに情報通信工学と電気電子工学に科目が分かれるのですが、実際に機械やモノにふれたいと電気電子工学を選び、その中の量子電子デバイスコースに決めました。短い期間で選択を迫られることが多くて悩みましたが、入学当初のデバイス系にかかわりたいなという気持ちを優先させました。
勉強以外の学生生活はどうですか?
今年からバドミントンサークルの代表に就任した関係でサークルがメインの生活になっています。関西の学生が集まるインカレ(様々な大学に通う学生が参加する)サークルで、合宿に集まるメンバーは全部で100人ぐらい。高校でやっていたスポーツなので、大学ではそれをツールに交友関係を拡げられたらと思って入ったのですが、気付いたら友達100人できちゃいました。様々な考えをもった人と一緒にいるのは楽しいし、スゴイと思えるヤツもいて刺激になる。仲間は財産です。大学生時間に余裕があると思っていたのですが、2回生になって勉強も難しくなってきたので、しっかり時間をコントロールする必要が出てきました。楽しいことのためなら勉強だってどんだけでもできますし、忙しいなりに充実しています。
電気情報工学科のどんな分野に興味がありますか?
電子情報工学科は、工学部と聞いてパッと思い浮かぶような内容をはるかに超えてできることが多いという印象です。「こういうものがなくて困っている」という人から「できればこういうものないかな」と言われてつくったりしているという話を聞いて、いろんな領域に必要とされる研究をして、自分たちの身の回りや生活に直接かかわっていると気づかされました。僕が今注目しているのは電気回路系、特にトランジスターです。幅広く活用できる上に高性能型、微細化など、技術面にいろいろな課題があると授業で聞いて、面白そうだなと興味がわいてきました。
これから阪大を受ける受験生へのアドバイスを
お願いいたします。
最初から将来の職業を決めて受験勉強をしている人もいると思うのですが、僕も含めてそうでない人のほうが多いと思います。漠然と勉強をがんばるのはしんどいですが、本当にやりたいことはいつか出てきます。その時のためにも選択肢を多く持つことが大切だと思います。